サルでもわかるキャラグラの描き方


キャラグラって描いてみたいけど難しいよね!?
と思っている方が意外と多そうなのでキャラグラ講座を作ってみることにしました。
すでにすばらしいキャラグラ講座はいくつかあるので
ここでは私が過去に一番戸惑ったペイントソフトの使い方を中心に説明したいと思います。
もちろんキャラグラの「描き方」に決まりごとはないので
あなたの"自分流"が見つかるまでの指針となればと思って作りました。
「小学生でもわかる!!」を目指したのでちょっと細かすぎるところもありますが
そんな方は読み飛ばしてくださって結構です(^^;


◇お薦めのキャラグラ講座のあるHP◇
Ladyjyokerさんの日々是ぼんくら
Pinacさんのぴかり☆ミ


1.使用するソフト
2.基本操作
3.描き始めましょう
4.背景設定
5.グリッド設定
6.痩せグラを描く
7.アニメーションでチェックする
8.後姿を描く
9.横向きを描く
10.デブを描く
11.減色する
12.16色で保存する



1.使用するソフト


EDGED-Pixedです。二つとも有名なソフトです。
D-Pixedだけを使う人は多いですが、私はEDGEがお気に入りなので最後の減色のときだけD-Pixedを使います。


2.基本操作




HPに行けば詳しいマニュアルもありますが、ここではこれさえ知っていればキャラグラは描けるという最低限のものを紹介します。

上段左から説明します。

新規ファイル:説明するまでもないですがこれで新しいファイルが開かれます。
開く:すでに保存してあるファイルを開きます。
保存:キャラグラは描くのに時間も神経も使います。
    途中でフリーズしたりして、全く途中保存していないとショックもでかいです。こまめにここをクリックして保存しましょう。
元に戻す:EDGEの特長でもあります。メモリの許す限り何回でも可能です。
コピー:コピー貼り付けはセットで行います。まずコピーしたい部分を選択線で囲ってからここをクリックします。
貼り付け:コピーしたものを貼り付けます。それをドラッグして自分が希望する場所に移動させましょう。
カラーパレット:パレットです。最後に調節しますが、できるだけ16色以内で描き上げましょう。
アニメーションフレーム:キャラグラは実際使うときは動くので、動きを無視して作るとちょっと変になってしまいます。
                実際にPHIでチェックしなくても、これで作りながら簡単に見ることができるので便利です。
拡大:キャラグラを描くというのはいわゆるドット作業というものです。
    時々100%の大きさに戻して全体を見ながらも、基本は拡大して作業します。私は6倍くらいでやっています。
自由曲線の描画:いわゆるブラシというやつです。鉛筆ですね。
同系範囲の塗りつぶし:ある一定の範囲に一気に色を流し込むツールです。
矩形領域の選択:コピーはこれで範囲を選択してから行います。使った後は「選択範囲の解除」をお忘れなく。


3.描き始めましょう


これはしなくても結構ですが、まずどんなものでもいいので出来上がったキャラグラを見ながらするとやりやすいので適当に開きます。
自分の描きたいグラと似ているグラを探してきて見るのもいいでしょう(パクリはNGです)。
私の場合1年前に描いた本体Marshallのグラが不満になってきたので描き直すという目的なので、
前のものと見比べながらやることにします。
そして新規でファイルを開きましょう。
最初に下の画面が出るので横幅は96、縦幅は160に設定しましょう。
カラーパレットはデフォルトのままで「EDGE用256色カラーパレット」がオススメです。
背景の色は変えるのでどっちでもいいです。




4.背景設定


まず@をクリックしてパレットを開きましょう。
PHIにおいて背景透明色は緑128・青128です。
たまーーーーにいますが、これを間違えるとあろっとたんの8月6日の日記のY***iさんのようになってしまいます(爆
(あろっとたんの了承ゲット(ぉ)
パレットで背景色を設定したら、Bのバケツでどばっと色を流し込んでOKです。




5.グリッド設定


一番上の「設定」から「グリッド&編集単位一発変更」を選び、さらに「設定」を選択すると下のような画面が出てきます。
痩せ用横幅16・縦幅32とデブ用横幅32・縦幅32の2つを用意しましょう。



グリッドを設定しても表示されなければ意味ありません。
グリッドの表示・非表示のボタンは上から2段目の格子模様のボタンです。
そのボタンをクリックしてもグリッドが表示されないという場合は、
「設定」から「設定」を開き、「グリッド」のタブを開きます。
そこに「表示制限」とありますので、「グリッド(大)」をいじると表示されると思います。
私は「2倍以降」にしています。
これは2倍以上に拡大するとグリッドが表示されるということです。


6.痩せグラを描く


では痩せグラの正面を描き始めましょう。

下の写真は痩せグラの左側だけ描きあがった状態です。
これができると@で赤線内を選択し、コピー・貼り付けし、「イメージ」から「左右反転」します。
そしてドラッグして隣に持ってきましょう。
(写真の中にAとありますが、間違いですので気にしないで下さい(汗)

注)どんなときでもコピー・貼り付けの一連の操作を行った後は、
「選択範囲」から「選択範囲の解除」を行わないと次に描画できないので注意してくださいね。




7.アニメーションでチェックする


D-PixedにもEDGEにもアニメーション機能があります。
最後チェックでは実際キャラグラを着てみればいいのですが、途中の段階ではこの機能を使った方がお手軽です。
まず@のボタンを押すとアニメーションの編集画面が出てきます。
Aのボタンを押すと選択線が出るので、アニメーションで確かめたい16・32を選択します。
すると選択線が固定されるのでスタンプのように隣の16・32をクリックしましょう。
間違えた場合はAの右隣の×印がついたボタンで消せるのでやり直しします。
それができたら実際に動く画像を確かめてみましょう。



下の写真の@を押すとアニメーションプレイヤ画面が現れます。
三角のボタンを押すと動きますが、まずスピードを調節します。
5%くらいがだいたいPHIで動くスピードと同じくらいです。
アニメーションを見ると不自然な動きがある、オーバーアクション過ぎるなど違和感があることがよくわかります。
動きはあまり大きすぎない方が自然です。
私の尊敬するグラ師であるKesetoさんも言っていましたが、オーバーアクションだと動きがコミカルに見えてしまいます。
変な動きがなくなるまで描き直してはアニメーションで確認…を繰り返して納得の行くまで直しましょう。
それができたら痩せ正面は完成です。




8.後姿を描く


次は後姿です。
これは私のやり方ですが、後姿は簡単です。
正面グラをそのままコピー貼り付けし、顔を髪の毛の色で塗って終了です(爆
髪の毛の長い女の子グラだと簡単ですし、男グラでもマントを着ていれば後姿は簡単ですよね。

後姿も正面と同じでアニメーションでチェックし、完成です。




9.横向きを描く


横向きの場合も後ろと同じようにコピー貼り付けをします。
イラストはコピペして少し髪の毛を描き込んだところです。
上から2段目には右向き、4段目は左向きです。



裏技としてはもしマスに余裕があるなら、1マス上下にずらすとひょこひょこ(?)歩いている感じが出やすくなります。
これで痩せは完成です♪




10.デブを描く


まず「設定」から「グリッド&編集単位一発変更」で、さきほど設定した32×32を選びます。
これでグリッドがデブグラ対応になりました。
あとは痩せグラをコピー貼り付けして、いじればいいのでデブグラの描き方の説明は省きます(ぉ



写真はデブグラも完成して著作権表記も入れたところです。
PCGLの詳しい説明はLadyjyokerさんの講座に載っているので省きます。
(写真に「PGCL」と描いてるのは間違いです(死)


11.減色する


さて、ここからD-Pixedを使います。
EDGEで256色で保存したキャラグラをD-Pixedで開きます。
@でパレットを開くと256色出てきますので、「整理」を選び、「未使用色の削除」を行ってください。
この写真を見てもわかるように、できるだけ16色で納めたつもりでしたが18色使ってしまっています。
今からこの中の不必要な2色を減らします。
ちゃんと16色で収まっている人は今からのことは行わなくて結構ですので12.16色で保存するに行きましょう。



私のこのキャラグラの場合、上段の右から3番目の黄色が不必要だと思ったのでこれを左から7番目の黄色に変えます。
まず上のバーからマスクを選び、マスクONをクリックしましょう。
マスクというのは、色を保護してその上から何も描けなくなる機能です。
次に、自分が要らないと思った色をパレットで選択した状態で、「指定色以外をマスクに追加」を選択すると、
下のような画面が出てくるので自分が要らないと思っている色かどうかを確かめてから「OK」をクリックしましょう。
そうするとその色以外保護された状態になるのでその色だけを消すことが出来ます。



それでは今からその色を消しましょう。
ツールのボタンの中から赤線で囲った2つのボタンを選択します。
上はブラシ、下は選択内塗りつぶしです。
パレットから変えようと思う色を選択し(私の場合は左から7番目の色)、後はキャラグラ全体をどばっと選択すれば終了です。
不必要だと思っていた色だけがその色に塗り替えられます。



パレットの未使用色の削除で確かめて16色以内になるまで1回ずつ繰り返し、16色になったらOKです。


12.16色で保存する


保存ボタンをクリックすると、16色か256色かを聞かれるので、16色の方をクリックして終了です☆
お疲れ様でした〜♪







感想・ツッコミはBBSによろしくですm(_ _)mペコリ

<<PHI

inserted by FC2 system